アルゼンチン紙「オレ」がメッシの金字塔をレポート

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、11月22日のカタール・ワールドカップ(W杯)の初戦サウジアラビア代表戦にスタメン出場。無事にキックオフを迎えたことで、南米の選手として新記録を達成したと母国紙「オレ」が報じている。

 メッシは2006年ドイツ大会で初めてW杯に出場。そこから2010年南アフリカ大会、14年ブラジル大会、18年ロシア大会と連続出場してきた。そして、この22年カタール大会のサウジアラビア戦でスタメンに選出されて無事にキックオフを迎えたことで、5大会連続の出場が達成された。

 同紙ではこれを「南米人選手の新記録を達成」とレポート。アルゼンチンではこれまで伝説的なレジェンドである故ディエゴ・マラドーナ氏と、中盤から最終ラインでマルチなプレーをしたMFハビエル・マスチェラーノが最多の4回出場だったという。

 そして、5大会出場を「ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア)、ローター・マテウス(ドイツ)、アントニオ・カルバハル(メキシコ)、ラファ・マルケス(メキシコ)といった名選手の仲間入りを果たし、5人目の選手となった」とレポート。今大会でピッチに立てば、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、メキシコ代表GKギジェルモ・オチョア、同MFアンドレス・グアルダードも達成するという。

 これまで数々の記録をサッカー界に打ち立ててきたメッシはこのカタールW杯を「自分にとって最後」と話しているが、南米人選手としての金字塔を打ち立てた。(FOOTBALL ZONE編集部)