日本代表FW浅野拓磨が、23日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループE第1節ドイツ代表戦を振り返った。
途中出場となった浅野は、1-1で迎えた83分、ロングボールに抜け出し、角度のないところから世界的GKマヌエル・ノイアーのニアをぶち抜いて逆転ゴールをマーク。劇的な勝利に貢献した。浅野は試合後、「チャンスがあればシュート打つと決めていた。その前にもいくつかチャンスがあって、それが最後結果につながりました」と得点場面に言及。
4年前のロシア大会ではメンバーから外れ、待望のW杯初ゴール。「約4年半前にW杯メンバー入れなくて、その瞬間から今日のことを想像しながら、今日のために全力で準備してきました。それが結果につながった。やってきたことは変わらないので、それがたまたま結果につながりました」とこれまでの道のりを振り返った。
強豪相手に大きな勝ち点3となったが、「対戦相手は関係ない。特に僕は意識していない」と浅野。「どの相手でも、自分がピッチに立てば100パーセントでプレーすることだけを意識していました。全員がピッチで表現できて結果につながっただけ」とし、「みんなで勝ち取ったゴール、勝利」と喜びを示した。
27日にはコスタリカ代表戦を控えている。「今日は全員で勝ち点3分しっかり喜んで、明日から切り替えて次のゲームに向けて準備していきたいです」と意気込みを示した。