元日本代表の大久保嘉人氏と田中マルクス闘莉王氏が11月25日に放送されたフジテレビ系のスポーツ情報番組「FNN Live News α」に出演。日本対コスタリカを展望した。
カタール・ワールドカップのグループステージE組は、第1節で日本がドイツに2-1、スペインはコスタリカに7-0でそれぞれ勝利。第2節では日本とコスタリカ、スペインとドイツが対戦する。
また、日本、スペイン、ドイツが2勝1敗、コスタリカが3敗となった場合、決勝トーナメントに進出する2チームは得失点差で決まる。そのため、森保ジャパンがコスタリカ戦に勝利しても、グループステージ突破が決まらないケースもあり得る。
この状況を踏まえ、同番組では「コスタリカ戦で日本に必要なこと」を2人に質問。大久保氏は「3-0で勝利」、闘莉王氏は「勝つのみ」と回答した。
理由として、大久保氏は「スペインとドイツの試合次第で決まるが、スペインはコスタリカ相手に7点も取ったので、(勝利で得られる)勝点3に加えて、3点。欲を言えば、4点、5点取ってほしい。得失点差で上回らなければならないので、3点以上取ってほしい」と語る。
これに対し、大久保氏の回答を微妙な表情を浮かべながら聞いていた闘莉王氏は「ちょっと欲張りすぎ」と噛みつく。「まず、勝つだけでもいいんだ、と。もう一回、みんな0から、また新たな気持ちで入っていかなければならないと思う。とにかく勝つ。1-0、0・5でもいい。勝てばいい」と主張した。
南アフリカW杯を共に戦った後輩からの“反論”に、大久保氏は「欲張ろう」と言い返すが、闘莉王氏は「ダメ。堅く行こう」と共に笑顔だったが、議論は平行線をたどった。
一方、選手にかけたい言葉は、2人とも「コスタリカ戦に集中せよ」という意見で一致した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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