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【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】クロアチア4-1カナダ(日本時間11月28日/ハリファ インターナショナル スタジアム)
サッカーの魅力の1つに芸術的なパスが挙げられることが多々ある。パスサッカーの本場ラ・リーガでプレーをするパスの名手モドリッチが、この試合でも“攻撃を加速させる”芸術的なアウトサイドパス”からチャンスを演出した。
その芸術的パスはクロアチアが1点ビハインドの25分に見られた。最終ラインからのビルドアップにボールを引き取る形で関与したモドリッチは、相手選手のプレスを完璧に剥がすアウトサイドパスを選択。このパスが起点となって一気に加速したクロアチア代表はFWクラマリッチがネットを揺らして、ゴールを決めたかと思われた。しかし、これはわずかにオフサイド判定となりノーゴールとなっている。
これにはABEMAで解説を務めた鈴木啓太氏も「モドリッチのアウトのパスですよね。インサイドよりも正確なアウトサイドのパスなんじゃないかと」と、フィニッシュまでの攻撃を演出したモドリッチのパスを絶賛している。
モドリッチは前回大会で大会MVPに選ばれ、その年にバロンドールを獲得するなどワールドカップは思い入れの強い大会だ。37歳とは思えない華麗なプレーは今なお健在であり、今大会も存分にサポーターを楽しませてくれるだろう。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)