強烈なシュートで先制した

FIFAワールドカップ・カタール大会初戦でサウジアラビアにまさかの敗戦を喫したアルゼンチンだが、第2節のメキシコ戦ではリオネル・メッシの先制点で完勝して、今大会初勝利を手にした。すでに2ゴールを記録するメッシとともにアルゼンチンはここから這い上がっていくことができるか。

サウジアラビア戦では開始10分でPKでの先制点を奪ったアルゼンチンだが、その後は幾度となくゴールが取り消されてしまい、後半の少ないチャンスを確実に決められてしまい涙を飲んだ。まさかの初戦を経て迎えたメキシコ戦は、相当な思いをもって試合に挑んだことだろう。

その感情が爆発したのがメッシの先制点だった。64分に豪快に左足を振り抜くとゴールネットを揺らしてアルゼンチンに貴重な1点をもたらした。ゴールした瞬間にアルゼンチンの選手たちは一斉にメッシに駆け寄り、会場のボルテージも上がっていく。

エンソ・フェルナンデスが追加点を決めて初勝利したアルゼンチン。30日にはポーランドとの重要な一戦が控えているが、今のアルゼンチンの高いモチベーションであれば、打ち破ることも難しくないかもしれない。