【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループA】オランダ2-0カタール(日本時間11月30日/アルバイト スタジアム)
オランダ代表がカタール代表を下し、2勝1分けの勝ち点7で順当にグループリーグを首位で突破を果たした。カタール代表は開催国としては史上初めて3連敗での敗退。初出場となった大会で、歴史に残る勝ち点を得ることはできなかった。
引き分け以上でグループリーグ突破が決まるオランダ代表と、既に敗退が決定していたカタール代表の一戦となったが、試合は序盤からオランダ代表がボールを長く支配し、これをカタール代表が守り続ける展開に。オランダ代表はエースのデパイがスタメン出場をしたこともあってか、早い時間帯からチャンスを作り続けた。
すると前半26分に、今大会2試合連続ゴールを決めていたガクポが、ゴール前で自ら切り込んでゴール右隅に豪快な先制ゴール。なかなか攻められない相手に対して、圧倒するようなゴールを決めた。後半に入ってもボールはオランダ代表が保持。49分にはゴール前のこぼれ球をアケが押し込んで2点目をゲット。さらに突き放した。
カタール代表は2019年にアジアカップで優勝、開催国として巨額を投じてスタジアムを建設し、チーム強化も図ってきたが、結果は開催国としては史上初となる3戦全敗、勝ち点なし。中東初の開催となったが、厳しい現実が突きつけられることとなった。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)