FIFAワールドカップカタール2022・グループリーグB第3節、ウェールズ代表対イングランド代表が現地時間29日に行われ、ウェールズ代表は0-3の敗戦を喫した。同大会を去ることが決定した後、ウェールズ代表FWガレス・ベイルの代表引退説が浮上したが、本人は代表引退を否定している。英メディア『スカイスポーツ』が報じた。

 ウェールズ代表は初戦の米国戦で引き分け、勝ち点1を手にしたものの、2戦目のイラン戦で0-2の敗戦を喫した。64年ぶりに出場したワールドカップで一つでも白星を飾りたいところだったが、3戦目のイングランド戦でも0-3の敗戦を喫している。ベイルはイングランド戦で先発出場したが、ハムストリングの負傷によりハーフタイムに交代していた。

 試合後、ベイルは代表引退説について「必要とされる限り続ける」と否定。グループステージ敗退に関しては「みんながっかりしている。しかし、ここまで来れたことを誇りに思う。もちろん、突破したいと思っていたが、それがサッカーの難しいところ。今大会は期待に応えられなかったけど、ワールドカップに出場できるなんて、もし2年前にそう聞かれたら、みんな首をかしげていただろう。敗退は残念だが、頭を高く上げて、互いを誇りに思いながら更衣室を出て行くだろう」と語っている。

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