インテルのハビエル・サネッティ副会長が、ベルギー代表のカタール・ワールドカップ敗退後に、ロメル・ルカクへ手紙を送っていたことを明かした。『ESPN』が伝えている。

今大会は優勝候補と目されながらも、グループステージ敗退となったベルギー代表。とりわけ、エースとして期待されたルカクはケガの影響もあり、出場したのは2試合でわずか54分間のみ。勝利必須のクロアチア戦では、何度か決定機を外し、非難の対象となってしまった。

そんなルカクのメンタルを心配してか、手紙を書いたというサネッティ副会長。クロアチア戦の決定機逸については同情を示している。

「あの試合の後、彼に手紙を書いた。本当に悲しいよ。彼は懸命に努力してあの舞台に立ったわけだからね」

「長いケガから復帰し、ベルギーも彼を求め、最終的に45分間プレーさせた。あのような試合はストライカーにはつきものだ。ラウタロ・マルティネスにもサウジアラビア戦の後に同じようなことを言ったよ。ゴールを決めれば心のモヤが全て晴れるとね」

「ルカクは足と頭で決められるチャンスを逃し、W杯から敗退することになった。不運にも枠にも嫌われてしまったね」

「最後のチャンスに関しては、彼は予想していなかったし、前にいたディフェンダーが彼の視界を遮っていた」