カタール・ワールドカップのラウンド16で、日本代表はクロアチア代表と対戦。試合は日本時間5日の24時にキックオフされた。

 日本のフォーメーションは3-4-2-1。GKは権田修一、3バックは左から谷口彰悟、吉田麻也、冨安健洋、ダブルボランチは遠藤航と守田英正、ウイングバックは左に長友佑都、右に伊東純也、2シャドーは鎌田大地と堂安律、1トップは前田大然というラインナップだ。

 開始早々にチャンスを得たのは日本。3分、デザインされたCKから谷口が惜しいヘディングシュートを放つ。

 8分には自陣でのミスからペリシッチにエリア内でシュートを許すも、権田が反応鋭く弾く。ゴール前で混戦となったが、身体を張ったディフェンスで難を逃れる。

 立ち上がりはポゼッションで後手に回り、やや劣勢となるなか、12分に右サイドから仕掛ける。堂安のパスを受けた伊東がグラウンダーのクロスを供給。前田が飛び込んだが、あと一歩で届かず。
 
 時間の経過とともに、日本もボールを握る時間が増え、敵陣に押し込む回数を増やしていく。不用意にスペースを与えないよう、堅実に守りながら、機を見て果敢に攻め込む。

 28分には波状攻撃を受けるが、局面でタイトに寄せて相手を自由にさせず、フィニッシュには持ち込ませない。

 守勢に回った状況で、日本は良い形でボールを奪い、攻撃につなげることはできている。ただ、敵陣のバイタルエリアではクロアチアの強度の高い守備を崩しきれず。41分には鎌田にビッグチャンスが訪れるが、シュートは枠の外。

 そして43分、ついに均衡を破る。右CKの流れから、前田が叩き込む。前半は1―0で折り返す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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