日本代表のMF守田英正が、クロアチア代表戦を振り返った。
5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16、日本vsクロアチアが行われた。
前回大会準優勝のクロアチアと、初めてベスト8を目指す日本の対戦。立ち上がりから積極的に入った日本は、失点に気をつけながらも攻勢を見せると、前田大然のゴールで先制に成功する。
今大会初めて先制した日本だったが、後半の早い時間帯に失点。その後は攻め込みながらもゴールは奪えず、クロアチアの攻撃も凌いで1-1で終了。延長戦でもスコアは動かず120分間が終了した。
PK戦では、南野拓実、三笘薫と連続で失敗。浅野拓磨が成功も、吉田麻也が失敗と、3選手がGKに止められる事態に。そのまま1-3で破れ、4度目のベスト8挑戦も失敗に終わった。
試合後のインタビューに応じた守田。「悔しい」と語った中で、今後の成長を誓った。
「成長しないといけないと思いますし、チームを勝たせる選手にならないと、こういったゲーム展開の中で、僕の個人としてのパフォーマンスは特に良くなかったですし、良ければ勝っていたはずなので、より今後のパフォーマンスを上げていかなければいけないと思います」
初戦こそ欠場も第2戦から3試合出場した守田。中盤で効いていたプレーを見せていたが、悔しい結果となった。
4年後に向けては「1日たりとも無駄にできないですし、敗戦した今日切り替えることは難しいですが、次のW杯に向けて準備していくべきだと思います」とコメント。すでに4年後を見ているとした。
そしてベスト8に向けてやっていきたいことについては、「もちろんこの死のグループと言われたグループを勝ち抜けたのは、僕たちのパフォーマンスもそうですが、国民の皆さんが応援してくれたから突破できたと思います」と、後押しをしてくれた多くの日本国民に感謝。「残念ながらベスト8の目標には届かなかったですけど、僕たちが良いプレーをして、良いサッカーをすれば、強豪国相手に良い戦いができて勝つことを示せたと思うので、引き続き日本サッカーが向上して、僕自身が良い携わり方をしたいと思います」と語り、再び決意を新たにした。