決勝トーナメント1回戦で両国ともに敗退が決定

 日本代表は現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表と対戦。1-1のまま延長戦でも決着がつかず、PK(ペナルティーキック)戦になると1-3で敗れ、初のベスト8は叶わなかった。この試合途中出場したMF南野拓実と、日本戦の後に行われたブラジル戦で出場した韓国代表FWファン・ヒチャンの両名に、古巣ザルツブルク公式がエールを送った。

 前半43分にFW前田大然のゴールで先制した日本だったが、後半10分に1本のクロスからFWイヴァン・ペリシッチの一撃で同点。その後追加点を奪えなかった両者は、延長戦の末勝負はPK戦へ。日本は3本のシュートを止められ、PK戦1-3で無念の敗退が決まった。

 一方、韓国は今大会優勝候補のブラジルと対戦。ネイマールやリシャルリソンなどタレントたちにゴールを決められ1-4のスコアで敗退となった。

 日本で後半途中出場した南野、韓国でスタメン出場したファン・ヒチャンに対し、2人の古巣であるザルツブルク(オーストリア1部)の日本語公式ツイッターが試合後に反応。「私達の誇り」と添えて南野とファン・ヒチャンが当時のチームメイトであるMFソボスライ・ドミニクに抱擁を受けるシーンをアップした。

 2人へのメッセージにファンからは「ずっと泣いてる…」「お疲れ様」「ありがとう日本と韓国の選手達」「泣くわ」と感謝を含めたコメントが寄せられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)