アトレティコ・マドリードに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは、今冬にチームを退団することが濃厚なようだ。7日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
J・フェリックスは、ポルトガル代表としてここまでFIFAワールドカップカタール2022で3試合に出場して1ゴール2アシストを記録する活躍を見せている一方で、クラブではここまで公式戦17試合に出場しているものの、途中出場・途中交代も多く、十分な出場時間を確保することが出来ていない。
報道によると、アトレティコ・マドリードのCEOであるミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏は『TVE』(スペイン国営テレビ局)で、J・フェリックスに退団の意志があることを認めており、今冬に退団することが濃厚だという。
また、6日に行われた決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のスイス代表戦を6-1で勝利した後、J・フェリックスは「今はワールドカップに参加している。代理人は何も言わないし、僕も知りたくない。代表チームに集中している」と今後の動向について明言を避けたものの、「ここでのプレー方法はアトレティコとはまったく違うし、喜びも違う」と代表チームと所属クラブを比べるような発言をしたことから、アトレティコ・マドリードとの関係悪化が指摘されている。
これまでも、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・Uなど複数クラブから興味を示されていると報じられてきたJ・フェリックスの去就には今後も注目が集まりそうだ。