現地12月13日に開催されるカタール・ワールドカップの準決勝で、前回大会準優勝のクロアチアがアルゼンチンと相まみえる。
その4年前の大会では、グループステージで対戦。クロアチアは3-0で快勝した。ただ、その時にエースだったマリオ・マンジュキッチが“挑発行為”を受けていたようだ。
クロアチアのメディア『24sata』は12月12日、「アルゼンチンの挑発行為はどうだった? ロシアのマンジョのように」と題した記事を掲載。マンジュキッチが足を踏みつけられたり、激しいチャージを受けたりしている写真を掲載し、次のように綴った。
「彼らは彼を踏んだり、押したり、ありとあらゆるものを彼に投げつけた。そして、マリオ・マンジュキッチは、注射器のように冷静さを保った。ささいな挑発はアルゼンチンの一部なのだ」
【画像】クロアチアメディアが主砲マンジュキッチの足を踏みつけたと主張している4年前の対戦シーン
同メディアは、今大会の準々決勝でアルゼンチンがオランダにPK戦で勝利した際、相手選手に「挑発的なジェスチャー」をしたことを取り上げ、こう続けている。
「アルゼンチン人はワールドカップ全体を挑発し、その試合でオランダと乱闘にもなったが、それは目新しいことではない。 その気質の血は何十年にもわたって脈々と、世代から世代へと受け継がれている」
記事は、「挑発が彼らを助けにならなかったのは、ロシア・ワールドカップでも目撃された。それ以来、我々の戦士マンジュキッチがハビエル・マスチェラーノとパウロ・ディバラと戦うシーンは永遠に記憶されている」と報じ、マンジュキッチのように冷静に対応することが挑発への「最大のレシピ」だと伝えている。
この記事のコメント欄には、「メッシでさえ非常に卑劣なプレーをする」「挑発に引っかからないでくれ。相手はやりたい放題で、カードを出されない」「恐れているのは主審が彼らの好きにさせることだ」といった声が寄せられている。
注目のクロアチア対アルゼンチンの一戦は、日本時間13日の28時にキックオフされる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部