カタール・ワールドカップに出場した日本代表のMF久保建英が12月12日、日本テレビ系列の『ZIP』のインタビューで、大会について振り返った。

 森保ジャパン最年少の21歳で大会に臨んだ久保は、ドイツ戦とスペイン戦で先発出場。チームは歴史的勝利を飾ったものの、ともにハーフタイムで交代となった。

 ただ、試合後に「今日の出来で前半で下げられるとは思っていなかった」と語っていたように、スペイン戦では満足のいくパフォーマンスが出来ていたようだ。「スペイン戦の前半だけ見たら、僕が一番よかったと思うので。すごく個人的に手応えのあった45分だった」と振り返っている。

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 それだけに交代には納得がいかない部分があったようだが、大ベテランの一言に救われたという。

「すぐに、川島(永嗣)選手が『タケ、応援するしかないぞ』と言ってくれたので、そこでスッと気持ちを切り替えることができた」

 若きレフティは「そういうところの気づかいというか周りを見れる能力というか、すごく優しさに救われました」と言葉を続けた。

 4大会連続出場となる39歳の守護神は、過去3大会とは違い、ピッチには立てなかった。それでも、果たした役割は小さくなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部