フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、負傷によって欠場が決まっている同国代表の選手たちと共に、18日に行われるFIFAワールドカップカタール2022決勝を観戦する計画があるようだ。15日、フランスメディア『RMC』が伝えている。

 フランス代表は14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・準決勝でモロッコ代表に2-0で勝利を収め、2大会連続での決勝進出を果たし、史上3カ国目の連覇に迫っている。

 報道によると、フランスのスポーツ担当相アメリー・ウデア・カステラ氏は、マクロン大統領が決勝戦を観戦する予定であることを明かしつつ、それが大統領単独ではなくW杯欠場を余儀なくされた選手たちを同行させる計画があることを明かした。その選手たちとは、負傷で大会不参加となっていたFWカリム・ベンゼマ、FWクリストファー・エンクンク、MFエンゴロ・カンテ、MFポール・ポグバらだという。

 ウデア・カステラ氏は『RTL』で、「大統領の意向で、このような計画が検討されている。論理的、物理的に、すべてが達成できるかを考えることになる。いずれにせよ、大統領は彼らを決勝戦に参加させることを望んでいる」と語った。