【カタール・ワールドカップ決勝】アルゼンチン 3-3(PK4-2)フランス/現地時間12月18日/ルサイル・スタジアム
アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が、リオネル・メッシの6度目のワールドカップ(W杯)参戦の可能性について語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。
7度のバロンドール受賞歴を誇るスーパースターは、代表キャリアの集大成と位置づけ、カタールW杯に出場。そして見事に大会7ゴールを挙げ、MVPに輝く圧巻の活躍を見せ、5度目の挑戦にして悲願の世界制覇を果たした。
有終の美を飾ったかと思われたが、心変わりしたようで、歴史に残る死闘となったフランス戦の直後、「これでキャリアを締め括ろうと思っていたのは事実だ。でも、僕はサッカーが大好きだし、このグループにいることを楽しんでいる。世界チャンピオンとしてあと数試合はプレーしたい」と、続行を明言した。
【W杯決勝PHOTO】優勝&MVPを獲得した“神”メッシ!
また、スカローニ監督も、エースが代表引退撤回を行なった後か前かは定かではないが、前向きに発言。「まず2026年のワールドカップに向け、彼の居場所を確保しなければならない。プレーを続けたいのであれば、我々と一緒にいるだろう」と、オープンな姿勢を見せた。
「彼がプレーを続けたいか、自分のキャリアをどうしたいのか、決める権利は十二分にあると思う」
メッシは現在35歳。4年後には40代目前となっているが、連覇を目ざすその姿を次回大会の舞台、北米で見られるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部