テレビ朝日の寺川俊平アナウンサーの努力が大きな反響を呼んでいる。

【写真】本田圭佑と息ぴったり、寺川アナの見えざる努力の結晶

早稲田大学卒業後、2010年にテレビ朝日入社した寺川アナ。大学時代までサッカーをプレーし、早稲田大学ア式蹴球部ではGKとしてプレーしていた。

『報道ステーション』でスポーツキャスターを務め、「熱盛」のコーナーなどでも話題に。その寺川アナは、カタール・ワールドカップ(W杯)で現地取材を行い、「ABEMA」での中継では日本代表の4試合などで実況を担当した。

中継では、今大会解説として参加した本田圭佑とのやりとりが大きな話題に。本音の解説、そして自由なスタイルの本田に対し、冷静に試合を中継した他、しっかりと本田との息を合わせた実況は、視聴者の中で話題となった。

カタールW杯決勝のアルゼンチン代表vsフランス代表の試合も本田と共に担当。延長戦に入る際にはフランス代表FWキリアン・ムバッペに対するマッサージに対し「徹底的に太ももをマッサージしている」という発言に本田が食いつくなどした他、本田からの選手に関する質問にも的確に答え、日本代表以外にもしっかりと勉強したことが窺える中継となっていた。

その寺川アナは決勝を終えた後にツイッターを更新。投稿された写真は各試合の選手や監督などの細かい情報などをまとめた大量の資料だった。

寺川アナは「大学受験より頑張って勉強したけど大学受験の179倍毎日楽しかった。ありがとう、ワールドカップ!」と投稿。さらに「誰かが作ってくれる訳でなく、自分で作った資料です!!笑」と全て、自身でまとめたものだという。

本田とのやりとりがスムーズに行き、しっかりと選手の情報も伝える実況の裏側には「最高の実況でした」、「最高のエンタメをありがとう」、「情報量バケモンだなと思っていた理由が分かった」、「マジで尊敬する」と称賛の声。楽しませる実況の裏側に感心する声が多く上がっていた。

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