今回のFIFAワールドカップ・カタール2022で準優勝となったフランス代表。最後まで粘ったものの、アルゼンチンを相手にPK戦で敗れた。

前回大会で優勝したディフェンディングチャンピオンのフランスは、圧倒的な選手の能力を備えていると評価されながらも、前評判ほどの力を見せられなかったとも。

そして大会中にはDFバンジャマン・パヴァールを巡ってチーム内で対立が起こっている…という報道もあった。

今回『L'Equipe』などが伝えたところによれば、この大会ではやはりバンジャマン・パヴァールがチームの中で問題を起こしていたという。

記事によれば、グループステージ第1節で先発したパフォーマンスが低かったため、パヴァールはデシャン監督やウスマヌ・デンベレを中心としたグループから批判を受ける事になったそう。

その際にはウーゴ・ロリスやオリヴィエ・ジルーなどベテラン組から擁護されており、大きな問題には至っていなかったようだ。

ただその後、パヴァールがメディアに対してフランス代表の内情を漏らしたという話が浮上し、デシャン監督やスタッフも失望を覚えたそう。

さらにアルゼンチン戦でベンチに座っていたパヴァールがチームメイトに対して「不適切な言葉」を発していたため、デシャン監督と激しく対立、口論を行っていたとのこと。

現在26歳になるバンジャマン・パヴァールは、前回のワールドカップでフランス代表を優勝に導いた功労者のひとり。

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ただ、今回のワールドカップではピッチ上のパフォーマンスでもチーム内の態度でもあまり良いところがなかったようだ。