日本代表FW南野拓実(27)は今年6月、リバプールからASモナコへ完全移籍。ASモナコで不振に喘いでいるほか、カタールW杯でも結果を残せなかった。その南野拓実はリーズ・ユナイテッドへのレンタル移籍が噂される中、フランスメディアから厳しい評価を受けている。
同選手はASモナコ加入後、サイドハーフで先発起用やフィジカル面を重視するスタイルにフィットできず、9月中旬以降はレギュラーからベンチ要員へ降格。それでも先月6日のフランス1部リーグ戦では追加点をアシスト。復調の兆しを見せていたが、カタールW杯では4試合中3試合の途中出場でノーゴールという結果に終わっている。
そんな南野拓実はカタールW杯ベスト16敗退後、ASモナコのトレーニングに再合流。今月21日の練習試合・リーズ・ユナイテッド戦で途中出場するなど、シーズン後半戦にむけて準備している。
その中フランスメディア『フットメルカート』は25日に「リーグアン(フランス1部)における2022年の移籍市場の失敗11選」と見出しをうち、フランス1部の新天地で結果を残せていない選手を紹介。
11人のひとりに南野拓実の名前を挙げると「今の南野拓実には、レッドブル・ザルツブルクやリバプールで見せた好調ぶりを確認することはできない。リーグ戦9試合出場で1ゴール3アシストと破滅的な成績ではないが、期待されたパフォーマンスと比べると物足りない」と、同選手を酷評したのだ。
なおイギリス・ヨークシャー州リーズの地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は22日、南野拓実にリーズ・ユナイテッド移籍の可能性があると報道。
ASモナコ対リーズ・ユナイテッドの試合後に同選手とリーズ率いるジェシー・マーシュ監督が話し込んでいたことを根拠に「南野拓実は今季ASモナコで5度しか先発出場していない。おそらくマーシュ監督は彼の現状について質問していたのだろう」
「リーズ・ユナイテッドはプレミアリーグで15位と降格圏一歩手前のところまで来ている。そのため、来年1月の移籍市場でかなり動く可能性がある。マーシュ監督は1,2選手を必要としており、南野拓実のレンタル移籍は最悪のアイデアではない」と伝えている。