サッカー日本代表は今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会を控えている。その中、英紙『テレグラフ』はブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン所属のMF三笘薫(25)など4選手がW杯メンバー入り確実と予想した。

 日本代表はカタールW杯アジア最終予選・グループBを2位で終えて本大会出場権を獲得。ただグループリーグではドイツ代表、スペイン代表、コスタリカ代表と対戦することが決まっており、国内外からベスト16入りは厳しいとの声が上がっている。

 また今年6月にはキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022として、ブラジル代表やガーナ代表などとの強化試合を実施。今月下旬にはドイツ国内でアメリカ代表やエクアドル代表と対戦するほか、W杯開幕直前の11月17日にはカナダ代表と相対する。

 『テレグラフ』は日本代表に関する特集記事において、W杯出場メンバーを予想。「ワールドカップのメンバーは、いつもの場合だとワールドカップ開幕の6週間前ごろに発表される」と記した上で「日本代表の26人のメンバーはまだ不明だが、南野拓実などチームの中心的な選手が選出される可能性が高い。レアル・ソシエダで主力級の活躍をしている久保建英、セルティックの古橋亨梧もそうだ」と3選手の選出が確実と予想している。

 またW杯日本代表における注目選手には三笘薫を選出。「ブライトンの新戦力である三苫薫は、母国と新天地のクラブで眩いばかりの活躍を見せている」

 「ブライトンのグレアム・ポッター前監督は、三苫のデビュー戦後に『彼は相手のサイドバックに問題を引き起こすだろう』と語っていた。それに彼はオーストラリア戦で試合終了間際のわずか5分間で2ゴールを決めて、日本代表をW杯出場に導いた」と綴っている。

 そしてアーセナル所属のDF冨安健洋(23)については「冨安健洋は2021/22シーズン後半戦を怪我で棒に振った。フィジカル面の問題で日本代表スタメン入りの見通しが狂わないことを望んでいるだろう」と説明している。