オーストラリア代表のGKアンドリュー・レッドメインが、ワールドカップ出場を喜んだ。14日、オーストラリア紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』がコメントを伝えている。
2022FIFAワールドカップカタール・大陸間プレーオフが13日に行われ、オーストラリア代表(アジア)とペルー代表(南米)が対戦した。序盤から互いにチャンスを作り合うも、延長戦を含めた120分間で1度もゴールネットは揺れず、試合はPK戦に突入。PK戦を5-4で制したオーストラリアが5大会連続6度目のFIFAワールドカップ出場を決めた。延長後半終了間際にキャプテンのGKマット・ライアンとの交代でピッチに立ったレッドメインは、PK戦でペルーの6人目アレックス・バレラのキックをセーブする活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。
ワールドカップ出場の“立役者”となったレッドメインは試合後に、「この瞬間がどれほど大きなものかを表現することは難しい。大きな達成感を感じているよ」と喜びを口にしつつ、オーストラリア代表を率いるグラハム・アーノルド監督への感謝を次のように述べた。
「今回の代表は素晴らしかった。レベルが数段上がったように思うよ。アーニー(アーノルド監督)と、彼が選手たちに与える信念と敬意、全員に与えるマネージメントによるものだ。アーニーがキャンプに参加する選手一人ひとりに注いでいる努力や愛情、情熱は、このグループの外部の人間には見えない。この予選に参加した選手たちは皆、同じことを言うだろう。この結果はすべてアーニーのおかげだよ」
長く険しい予選を戦い抜き、カタール行きのチケットを手にしたオーストラリア代表。11月のワールドカップ本番でもライアンが守護神としてゴールマウスを守ることが予想されるが、PK戦に強いレッドメインの存在はオーストラリア代表にとって大きな力となるだろう。