ウェールズサッカー協会(FAW)は12日、同代表を率いるロブ・ページ監督と新たに4年契約を締結したことを発表。
現在48歳のページ監督は、ワトフォードやシェフィールド・U、カーディフなどでセンターバックとしてプレー。引退後は指導者の道に進み、ノーサンプトンなどの監督を務めた。2016年からノッティンガム・フォレストのアシスタントコーチに就任し、翌年からウェールズ代表のアンダーカテゴリーの指揮を執った後、2019年からライアン・ギグス氏率いるA代表のアシスタントコーチに就任した。2021年夏に行われたEURO2020では、女性に対する暴行容疑で立件・起訴されたギグス氏に代わって暫定監督として指揮を執り、FIFAワールドカップカタール2022欧州予選でも同様にチームを率いた。
ウクライナ代表を退けて64年ぶりのW杯本大会出場を果たしたページ監督は、今年6月21日の時点で正式に監督への就任が発表されていたものの、2024年までだった契約を2年延長して2026年まで今回指揮を執ることとなった。
ページ監督は今回の契約延長に際し、以下のようにコメントした。
「自国の代表チームを指揮すること程、大きな名誉は無く、64年ぶりのFIFAワールドカップを皮切りに、今後4年間の挑戦が待ち遠しい。これはウェールズのフットボールにとってエキサイティングな時期であり、11月にウェールズを誇りに思い、将来的にはより多くの主要な大会に出場することで、成功を続けていけることを願っている」
W杯本大会では、アメリカ、イラン、イングランドと対戦するウェールズ。MFアーロン・ラムジーやFWギャレス・ベイルなど擁するチームをどこまで躍進に導けるのか、注目だ。