オーストラリア代表に復帰したGKランゲラック(名古屋グランパス)が15日に自身の公式Twitterを更新し、心境を綴っている。
1988年8月22日生まれのランゲラックは現在34歳。メルボルン・ビクトリーでプロキャリアをスタートさせたランゲラックは、ドルトムントやレバンテなどでプレーし、2018年に名古屋グランパスへと加入した。初年度から明治安田生命J1リーグ全試合に出場すると、2021シーズンには同リーグ歴代最多となる21試合でクリーンシートを達成し、同年のベストイレブンにも選出。名古屋グランパスの“レジェンド”楢崎正剛氏から背番号『1』を継承した“ミッチ(愛称)”は、今シーズンも守護神として、ここまでの公式戦35試合に出場している。
2021年5月に「家族を優先させたい」と決断し、“サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)”からの引退を発表していたランゲラック。その一方で、FIFAワールドカップカタール2022出場を決めた“サッカルーズ”だったが、オーストラリア国内ではGK陣の実力を不安視する声も上がっており、“ランゲラック復帰待望論”も持ち上がっていた。
そんな中でオーストラリア代表は14日、9月の国際親善試合に臨むメンバーを発表。GKマシュー・ライアン(コペンハーゲン)やMFアイディン・フルスティッチ(ヴェローナ)、FWミッチェル・デューク(ファジアーノ岡山)らとともに、ランゲラックが名を連ねた。
代表復帰を果たしたランゲラックは15日、自身の公式Twitterを更新。“サッカルーズ”への想いを綴っている。
「まだ実感が湧かないけど、“サッカルーズ”に再び関われて、とてもうれしく、誇りに思う。一度でも“サッカルーズ”の一員になったら、生涯“サッカルーズ”なんだ。またみんなに会って、合宿に参加するのが待ち遠しい!」
なおオーストラリア代表は、今回の代表ウィークでニュージーランド代表と親善試合を行う予定。試合は2度行われ、第1戦は22日、第2戦は25日に開催される。