ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督が、勝利に満足感を示した。『UEFA.com』が伝えている。

ベルギーは22日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23のリーグA・グループ4第5節で、ウェールズ代表と対戦した。立ち上がりから主導権を握り、10分にMFケビン・デ・ブライネのゴールで先制に成功すると、続く37分にFWミッチー・バチュアイが追加点。後半は反撃に転じた相手に1点を返されたが、2-1で勝利した。

最終節で首位のオランダ代表と準決勝進出をかけ、直接対決に臨むマルティネス監督はおおむね満足しつつ、後半の戦い方には改善が必要だと認めている。

「今日のチームパフォーマンスには満足しているよ。特に、前半は私が選手たちに求めていたものをしっかり見せてくれる内容だった。ただし、2-0でリードしてから試合中にもかかわらず少し力を抜いてしまったかもしれないね。それについては避けるべきことだろう」

また、先発で代表デビューのDFゼノ・デバストに言及。プレッシャーのかかる状況でありながら、堂々とプレーした選手を絶賛した。

「ゼノ・デバストのデビューにはとても感動したよ。わずか18歳の選手として、彼以上のデビューを果たした人物を私は知らないね。私は今日の彼のプレーを見ていて、『本当にこれがデビュー戦なのか?』と思うくらいだった」