ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが勝利を呼び込む先制ゴールを決めた。柔らかいタッチから決めたダイレクトでの先制ゴールに反響だ。

■ゴールにアシスト

 UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ4第5節、ベルギー代表対ウェールズ代表が現地時間9月22日に行われた。ベルギーではデ・ブライネやミシー・バチュアイ、エデン・アザールやヤニック・カラスコなどがスタメンに名を連ねている。

 デ・ブライネの圧巻先制ゴールが生まれたのは、前半10分。右サイドで受けたバチュアイがシザースフェイントから中央のデ・ブライネへパスを供給。このボールをデ・ブライネがダイレクトでシュートを決めた。

 何気ないシュートのように見えるが、デ・ブライネは右からのボールに対してシュートの瞬間に身体の向きを変えながら左足でシュートするという高等技術を披露。足首の柔らかさ、圧倒的なテクニック、判断力などがなければ奪えないゴールだ。

 このゴールにはツイッター上で「利き足じゃないのにダイレクトであのスピードとコントロール」や「デ・ブライネ一皮どころじゃなくてずる剥けしてる」、「ゴールしたんじゃない。ゴールにアシストしたんだ」や「柔らかすぎでしょ」など称賛の声があがっている。

■ベルギーが勝利

 続く37分、エリア右に侵入したデ・ブライネがファーサイドへグラウンダーのパスを供給。これにダイレクトでバチュアイが決めた。前半を2点リードで折り返したベルギーだったが、キーファー・ムーアに決められて50分に失点を喫してしまう。

 それでもベルギーが1点リードを守り切って2−1の勝利を収めた。ベルギーはグループ首位突破をかけて9月26日にオランダ代表と激突。果たして、ベルギーは最終節で勝利を収めることができるだろうか。