オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが決勝ゴールを決めてベルギー代表戦の勝利に大貢献となった。

■決勝ゴール

 UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ4第6節オランダ代表対ベルギー代表が現地時間9月25日に行われた。ホームのオランダが1−0の勝利を収めている。

 ファイナル4進出をかけて行われた最終節。オランダではフィジル・ファン・ダイクやナタン・アケ、マルテン・デ・ローンやデンゼル・ダンフリースなどがスタメン入り。一方、ベルギーではエデン・アザールやケビン・デ・ブライネ、ティモシー・カスターニュなどがスタメンに名を連ね、両チーム豪華メンバーが並んだ。

 試合は両者一歩も譲らず。ゴールが生まれたのは73分。コーディ・ガクポの左CKから中央でファン・ダイクがヘディングシュート。叩きつけられたボールは見事にゴールイン。リバプールに所属する最強DFの最高のヘディングシュートがゴールに決まった。

 これにはSNS上で「我らがファン・ダイク」や「ワンチャンスをちゃんと決めたな」、「デ・ブライネ対ファン・ダイクの世界No.1選手同士の戦いは本当に面白い」などの声があがっている。世界最高峰の戦いに熱狂したファンも多かったようだ。

■ファイナル4進出

 ファン・ダイクのゴールで先制したオランダはその後、この1点を守り切り「ウノゼロ」勝利。オランダはこれで5勝1分。今季のUNL無敗でリーグAの1位のみに与えられるファイナル4進出を決めた。

 一方、ベルギーは3勝1分2敗で勝ち点は10のまま。惜しくもファイナル4進出を逃してしまった。これだけ良い試合をした両チーム。この2チームのワールドカップ本大会でのプレーが非常に楽しみだ。