明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)が、FIFAワールドカップ・カタール大会の優勝争いを展望。バルセロナでチームメイトだったブラジル代表FWネイマール(30)のプレーに対する自身の思いも語った。
イニエスタは2006年5月27日の国際親善試合・ロシア戦でスペイン代表デビューを飾ると、ドイツW杯ではグループリーグ最終節・サウジアラビア戦でプレー。2010年の南アフリカW杯では決勝・オランダ戦で決勝ゴールをあげ、スペイン代表の優勝に大きく貢献していた。
また同選手は2018年のロシアW杯まで4大会つづけて出場したが、ロシアW杯を最後に代表を引退。カタールW杯はプロキャリアで初めてピッチ外から観戦する大会となる。
そんなイニエスタは『OneFootball』の独占インタビューに対応。カタールW杯優勝候補を問われると「ブラジル代表はつねに優勝候補だよ。サッカーの世界でブラジル代表について語るとき、優勝候補に挙げない人はいないと思うね」
「ブラジル代表はとても強力だし、タイトル争いに加わってくると思うね」とコメント。今年6月のキリンチャレンジカップ2022で日本代表を下したセレソンを挙げている。
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またブラジル代表の中心選手として活躍しているネイマールへの思いを聞かれると「ネイマールについては素晴らしいとしか言いようがないね。僕にとって、彼はドレッシングルームとピッチをともにした最高の選手。ドリブルやパスが素晴らしく、サッカーをするための“マシーン”なんだ」と絶賛。
「サッカーについて語ると、“スペクタクル”や“楽しさ”といった言葉が浮かぶけど、ネイマールのプレーは、まさにそのことを意味していると思っているよ」と、賛否両論飛び交うネイマールのプレースタイルに好意的なコメントを残している。
なおイニエスタとネイマールは、2013年7月から4シーズンにわたりバルセロナでともにプレー。2014/15シーズンにはラ・リーガ(スペイン1部リーグ)、コパ・デル・レイ(スペイン国内カップ戦)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠達成に大きく貢献していた。