■10月1日/リーグ・アン第9節 パリ・サンジェルマン2ー1ニース

 10月1日、フランスリーグで首位争いを繰り広げるパリ・サンジェルマンがニースと対戦。ホームで競り勝って勝ち点を25に伸ばした。

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとブラジル代表FWネイマールが先発したものの、フランス代表FWキリアン・エムバペがベンチスタートとなったPSGは、前半29分にスコアを動かす。ゴールネットを揺らしたのはメッシだ。

 ペナルティアークすぐ手前中央でFKを獲得すると、ボールの前に立ったのはメッシとネイマール。背番号10が助走してボールを通り過ぎると、続けてメッシが助走。左足を振り上げる。ボールはニースが作った壁の上を超えてゴール右上の隅へとコースを辿ると、そのままネットへ。相手GKシュマイケルは一歩も動くことができないままに、スコアが動くこととなった。

 この直接FKには、以下のようなコメントがついた。
「これこそがリオネル・メッシ!!」
「レオ様また決めたのか…! やっぱり絶好調みたいね。マジでW杯が楽しみよ」
「FKってこんな決まるものだっけ? この方この前の代表でも決めてたけど…」
「コースもシュートスピードも完璧やん」
「これが神か」
「あーこれはノーチャンス」

 その完璧な美技に、驚きの声が上がった。

■エムバペが途中出場で勝ち越し弾!

 メッシの神業FKで先制したPSGは前半を1点リードで折り返す。しかし、後半開始早々に失点。ホームで同点に追いつかれる。

 マルセイユに勝ち点で上回るために白星が求められる中で、後半14分にピッチに送り出されたのはエムバペだ。そしてこのフランス代表が後半38分に勝ち越し弾をゲット。2-1と再びリードすることに成功し、そのまま試合を終わらせた。

 メッシ、ネイマール、エムバペと夢の3トップはまさに好調で、カタールでそれぞれの代表も力強くけん引しそうだ。