ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、同クラブに所属している日本代表MF三笘薫の状態に言及した。ブライトンのクラブ公式HPが17日に同監督のコメントを伝えている。
三笘は14日に行われたプレミアリーグ第11節のブレントフォード戦にて、1点ビハインドだった後半開始と同時にピッチに立った。主戦場としている左サイドではなく右サイドで出場すると、ピッチに立ってからわずか2分後、相手ペナルティエリアへの進入を試みた際にブレントフォードのドイツ人MFヴィタリー・ヤネルトと接触。立ち上がってプレーを再開したものの、時折接触した右足を気にする仕草を見せていた。なお、試合はイングランド代表FWイヴァン・トニーの2得点で、ブレントフォードが勝利している。
試合終了のホイッスルが鳴り響くと同時にピッチに座り込んでいた三笘。試合後には痛めた右足にプロテクターを装着し、松葉杖を使用してスタジアムを後にする姿が目撃されており、負傷状況が心配されていた。
デ・ゼルビ監督は18日に控えたプレミアリーグ第12節ノッティンガム・フォレスト戦の前日会見に出席した。試合に向けた意気込みを語った後、三笘の状態にも言及。「この試合は確実に欠場する。もしかすると、(22日に開催される第13節)マンチェスター・C戦にも間に合わないかもしれない。足首に問題を抱えているんだ」と話した。重傷は回避した模様だが、少なからずの戦線離脱は余儀なくされそうだ。
今や日本代表にも欠かせない存在となった三笘は、FIFAワールドカップカタール2022での活躍も期待されている。クラブから公式に負傷のリリースなどは出ておらず、どれくらいの離脱期間になるのかは未定だ。できる限り早く足首の状態が良くなり、再びピッチで輝く姿が待たれるところだ。