【プレミアリーグ】トッテナム1-2ニューカッスル(日本時間10月24日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)

まさに「絶好調」を象徴する一発だ。ニューカッスルに所属するパラグアイ代表・アルミロンが、鋭いドリブルからビューティフルゴールを決め、直近5試合で5ゴールと量産中。角度のないところから決めた秀逸な得点に視聴者も「調子良すぎるにもほどがある」と大興奮だった。

【映像】絶好調・アルミロンが決めた素晴らしい一撃

この試合を前に、4勝6分1敗と好調を維持するニューカッスルは、敵地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで強さを見せた。そのチームをけん引したのがアルミロンだ。

1-0で迎えた41分、相手GKのロングパスをイングランド人MF・S.ロングスタッフが敵陣右サイドでカットし、アルミロンがセカンドボールを回収。そのままドリブルを開始し、キレのある持ち運びで相手を1人、2人とかわして、GKとの1対1に持ち込んだ。

フランス代表でも活躍するリーグ屈指の守護神・ロリスが瞬時に距離を詰めてきたため、アルミロンがシュートを打てるコースはほとんど見当たらない。中央へ折り返すのが得策かと思われたが、アルミロンはロリスの脇の下を抜くシュートを選択。体が右に流れながらも左足のグラウンダーで逆サイドネットを打ち抜く、秀逸なアイデアと体現するスキルが光った。

アルミロンは10月に入ってから5試合で5得点と絶好調。自信に満ちあふれるプレーを目の当たりにしたABEMAの視聴者は、「あれを決めてきますか」「えぐwww」と興奮気味。得点後には満面の笑みで仲間と喜びを分かち合う姿が映し出され、「かわいい顔」というコメントも見られた。だが、相手からすれば、この試合の彼はまるで“悪魔”のように映ったはずだ。

その後チームは54分に1失点を喫したものの、アルミロンのゴールが決勝点となる形で2-1の勝利。7試合負けなしとしたニューカッスルは暫定で4位へと浮上した。

(ABEMA/プレミアリーグ)