【プレミアリーグ】アーセナル5-0ノッティンガム・フォレスト(日本時間10月30日/エミレーツ・スタジアム)

 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、守備の能力の高さが目につく選手だが、攻撃性能もトップレベルだ。どの試合でも良いタイミングで、サイドを駆け上がり攻撃参加を見せる。そしてこの日はコーナーキックから、アクロバティックなボレーシュートを見せた。

【映像】日本が誇る冨安健洋のダイナミックボレー

 この日のアーセナルは、2日前にUEFAヨーロッパリーグでオランダの強豪PSVに0-2で敗れた直後ということもあり、嫌な記憶を払拭するべく試合の序盤から気合いの入ったプレーを見せていた。

 だからこそ5分という早い時間に得点を奪いながらも、攻め手を緩めず、ゴールに迫り続けていたのかもしれない。その意識はDFの冨安健洋にもあったのか。

 11分の場面、コーナーキックを獲得したアーセナルは、ショートコーナーでリスタートする。そしてボールを受けたイングランド代表MFサカがボックス内へクロスを送り込むと、そこへ冨安が猛然と駆け込んできた。日本代表DFは勢いそのままに大きく跳躍しダイレクトボレーを放ったが、シュートは惜しくもゴールに飛ばず。得点にはならなかったがスタジアムのファンからは拍手と歓声と沸き上がった。

 この気迫あふれる冨安のプレーに、ABEMA視聴者からも「冨安いいじゃん」「いいぞ。惜しい」「気合い入ってんな」「めっちゃアグレッシブ」などと、称賛の声が多く見られた。

 今季序盤の冨安はスタメンから外れるなど、悔しいスタートになっていた。しかし最終的に左サイドバックでスタメンの座を確立しつつある。守備だけでなく、攻撃性能の高さを見せつけて、その地位を確固たるものにしたいところである。
(ABEMA/プレミアリーグ)