米メディア『ESPN』が、カタールワールドカップに出場する32ヶ国を分析し、価値が増している選手と価値が下がっている選手を一人ずつ挙げた。サッカー日本代表からは、アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地を、注目の選手として選出している。
鎌田は今季、フランクフルトで公式戦16試合に出場し9得点3アシストを記録している。現地時間12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD組第4節のトッテナム戦では、セバスティアン・ローデからパスを受けた鎌田が冷静に先制点を決めて、CL初ゴールを記録した。フランクフルトでは主力選手として活躍し、日本代表に招集されることも多くなっている。
同メディアは、価値が上昇している日本代表の選手として鎌田の名前を挙げ、寸評では「日本の主要な攻撃陣のフォームとフィットネスに疑問符が付く中、森保一監督にとって鎌田を無視することは難しくなっている。たとえ26歳の鎌田が、まだ自動的に先発メンバーの座を獲得できていないとしてもだ」と伝え、日本代表のレギュラーに定着してもおかしくない選手として評価した。