FIFAワールドカップカタール2022に臨む日本代表は11日、ドーハのアル・サッドでトレーニングを開始した。

 ヨーロッパはシーズン中ということもあり、初日の練習はJリーグでプレーする選手のみでスタート。権田修一、長友佑都、酒井宏樹、谷口彰悟、山根視来、相馬勇紀。町野修斗の7名がランニングなどを中心に約40分汗を流すと、権田はGKメニューへ移り、1日遅れての合流となっていた酒井は軽めの調整に。残る5名は強度を上げたパス交換など、計90分のメニューをこなした。

 離日の際に帽子を深くかぶり、髪型、色を隠して注目されていた長友は鮮やかな金髪で登場。冒頭、メディアに向けても「盛り上げていきましょう」と声掛けし、トレーニング中も町野や相馬に盛んに話しかけるなど、雰囲気作りをする姿も目立った。また、鼻骨骨折の谷口はフェイスガードを付けた“バットマンスタイル”で練習している。