カタールW杯に向けてドーハで強化合宿中の日本代表だが、FW三笘薫の合流は現地時間11月15日夕方時点でまだ不透明だという。
三笘は所属するブライトンで、13日のアストン・ビラ戦でベンチ外に。ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後に「彼は発熱があってプレーできなかった」と明かし、実際に14日午前中に予定されていたイギリスからカタールへの移動がキャンセルされた。
11月15日夕方からの練習中、日本サッカー協会の関係者が報道陣の前でコメント。現時点でまだ三笘の合流日は未定だという。森保ジャパンは翌16日にUEAのドバイに移動し、17日にはカナダ代表とW杯前最後の強化試合を戦うが、「ドバイに直接合流はおそらくない」とのこと。三笘のカナダ戦の欠場が決定的となった。
三笘のチーム合流はやはりカタールになる見込みで、早くても11月18日以降ということになる。ドイツ代表と戦うW杯初戦は23日で、残された時間は決して多くない。
森保ジャパンのW杯メンバーは11月9~10日にまず国内組7人がカタールに入国し、11日からは海外組が続々とドーハ入り。15日現在で登録メンバー26人のうち25人が合流しており、残るは三笘だけだ。
世界最高峰のプレミアリーグで活躍を見せ、W杯に臨む日本代表でも期待を背負う三笘。そのコンディションは今大会の森保ジャパンの成否を大きく左右するだけに、現地ドーハでも小さくない懸念が広がっている。
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)
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