日本を決勝トーナメントへ導いてほしい

ワールドカップでNewスターは誕生するだろうか。4年に1度の祭典ではその後のサッカー界を引っ張ってくる新星が出てくるものだ。

英『The Guardian』はカタール大会でのNewスター候補を8名紹介しているが、そこには日本代表からMF久保建英の名前もリストアップされている。

リーガ・エスパニョーラではやや苦戦しているところもあったが、現在所属するレアル・ソシエダでは久保の良さが発揮されるようになった。昨季の段階ではワールドカップの日本代表メンバーに入るか際どい立ち位置だったが、今季序盤の活躍で再び評価を高めることに成功。森保ジャパンでも攻撃に特別なアイディアをもたらすことが期待される。

同メディアは「彼の可能性に疑いの余地はない。彼はバルサ、レアルのどちらでも出番はなかったが、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、ソシエダで100試合以上リーガの戦いを経験している」と紹介し、21歳ながら経験豊富な選手と捉えられている。

久保の他にはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ、スペイン代表MFガビ、アメリカ代表MFジョバンニ・レイナ、ポルトガル代表FWラファエル・レオン、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、ガーナ代表MFモハメド・クドゥス、アルゼンチン代表MFエンツォ・フェルナンデスの名前が挙げられている。若手ばかりというわけではないが、いずれも注目する価値のある選手だ。

中でも気になるのはアヤックスで偽9番としての才能を開花させたクドゥス、クリスティアーノ・ロナウドの状態が上がらない中で活躍が期待されるレオン、今大会No.1MFになる素質を秘めるバルベルデ、日本も対戦するスペインのガビだ。同じく日本が対戦するドイツ代表よりMFジャマール・ムシアラも含めていいだろう。

久保も彼らと同じく注目を集めているが、カタールの地でスターになれるのか。バルセロナのカンテラ、レアル・マドリードに在籍していた経験を持っていることもあり、世界のサッカーファンの間では最も有名な日本代表メンバーと言ってもいい。その注目度は大会前から上がっている。