11月20日、カタール・ワールドカップ(W杯)がいよいよ開幕する。
異例の冬開催となる今大会は、5都市8会場で全64試合が行なわれ、ファイナルは12月18日に実施される。
大きな注目を集めるオープニングマッチは、開催国カタールがエクアドルと相まみえる。カタールはW杯こそ初出場だが、19年のアジアカップを制するなど近年着実に力を付けている。
ボールをつなぐ技術に長け、手数をかけた攻撃もあれば、シンプルに前線の選手を走らせる効率的なアタックも脅威だ。19年のアジア最優秀選手にも選出されたエースのアクラム・アフィーフは、ゴールという結果で国民の期待に応えられるか。
対するエクアドルは、ハイプレスでボールを奪い、縦に早いアタックを仕掛けていくのが基本スタイル。カタールはホームアドバンテージを得て、勢いを持って攻め立てる可能性がある。そんな相手を上手くいなしながら、虎視眈々とゴールをねらう。
注目はセントラルMFのモイセス・カイセド。プレミアリーグの好調ブライトンで中核を担う「エクアドルのカンテ」は、この大会のブレイク候補だ。
第22回大会の栄冠を手にするのははたしてどの国か。約1か月に及ぶ熱き戦いの幕が切って落とされる
【大会1日目】11月20日(日)に行なわれる試合
※対戦カード/キックオフ時間(日本時間)/放送予定
カタール対エクアドル(A組1節)/25時/ABEMA、NHK
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部