フランス代表のディディエ・デシャン監督が、負傷離脱したFWカリム・ベンゼマの代役は立てないことを明らかにした。
今大会で最もケガ人に頭を悩ませているフランス代表。メンバー発表前の時点でエンゴロ・カンテとポール・ポグバの不参加が決まっており、発表後もクリストファー・エンクンクとプレスネル・キンペンベが離脱を余儀なくされた。
そして19日、もう一つ最大の懸念点だったベンゼマもついにチームを離脱。元々左太ももに問題を抱えたまま招集されていた中で、19日にフランス代表で初めてチームトレーニングに参加したところ、同箇所のケガを悪化させてしまい、無念のリタイアとなった。
その代役にはモナコのウィサム・ベン・イェデルや、マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシャルが候補に挙げられていたが、デシャン監督はフランス『テレフット』のインタビューで代役を立てないことを明らかにした。
なお、最初のメンバー発表の際に招集メンバーを25名に留めていたデシャン監督は、その後ボルシアMGのマルクス・テュラムを招集。負傷離脱したエンクンクのキンペンベの代役については、フランクフルトのランダル・コロ・ムアニと、モナコのアクセル・ディザジが追加招集されている。