レアル・マドリーに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマが自身のインスタグラムを通じて、メッセージを発信している。

 ディディエ・デシャン監督が率いるフランスは、カタール・ワールドカップ(W杯)で決勝に進出。開幕前のトレーニング中に負傷したベンゼマは離脱しており、本大会には参加していない。

 ベンゼマはクラブのトレーニングには復帰しており、クラブの公式SNSにも度々登場。カスティージャ(Bチーム)に所属するMF中井卓大と共にボールを追いかけている姿も見られ、話題を集めた。

 2022年のバロンドーラーを巡っては、海外メディアを中心に「決勝に合流するのでは」という憶測が流れた。国際サッカー連盟(FIFA)の規定上も問題ないとされ、記者会見で直接質問を受けたデシャン監督は明言を避けたが、依然としてファンの間でも取り沙汰されるトピックスとなっていた。
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 そんななか、ベンゼマは16日に自身のインスタグラムを更新。大写ししたセルフィ―とともに、「興味なし」とコメントを添えて投稿している。

 仏メディア『RMC Sports』は「この言葉に込められた意味は彼だけが知っている」と含みを持たせているが、英紙『The Mirror』は「W杯決勝でチームに戻るつもりはないことを示唆した」と報道。「ベンゼマのほか、ポール・ポグバ、エヌゴロ・カンテら複数の主力が不在のなか、ファイナルに進出した母国チームを見守るというスタンスを取った」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部