カタール・ワールドカップ(W杯)初戦を大勝で飾ったイングランド代表だが、次節以降に向けてエースの状態が懸念されているようだ。

56年ぶり2度目の優勝を目指す前回大会4位のイングランドは、21日に行われたグループB第1節のイラン代表戦を6-2で圧勝した。

同試合では自身にゴールこそなかったものの、2アシストを含むチャンスメークで存在感を示したトッテナムFWハリー・ケインだが、同試合で右足首を負傷した模様だ。

ケインは後半立ち上がりにドリブル突破を仕掛けた際、相手DFモルテザ・プーラリガンジに後方からスライディングタックルを受け、右足首を捻っていた。ただ、その後はプレーに復帰し、75分にFWカラム・ウィルソンと交代するまで問題なくプレーしていた。

そのケインについて、イギリス『The Athletic』の著名記者デイビッド・オーンスタイン氏は、「ハリー・ケインは、48分にプーラリガンジのチャレンジを受けた後、右足首を軽く縛られ、わずかに足を引きずってミックスゾーンを歩いている。ケインは75分に交代したので状態を見守る必要はあるが、少なくとも重傷は免れたようだ」と、自身の公式ツイッターで負傷の可能性を伝えている。

現時点でケインの状態は不明だが、優勝を目指すスリーライオンズにとって大きな懸念材料となるはずだ。