日本代表MF南野拓実(モナコ/フランス)が21日、FIFAワールドカップカタール2022の初戦ドイツ戦を前にした現在の心境などを語った。

 日本代表は21日、ドイツ戦に向けたトレーニングを実施。2日後に迫ったドイツ戦に向けて南野は、「個人的には落ち着いている」と語り、「試合の準備を重ねるたびに、いよいよだなと言う気持ちにはなりますけど、今は割と普通です」と平常心であることを明かした。

 また、MF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)の台頭などもあり、現時点ではベンチスタートが予想されることについては、「競争というのは常にある」と述べ、「チームのために何ができるのか。その中で、お互いに刺激し合って、お互い高めあえればいい」と主張。

 自身のモチベーションに話が及ぶと、「誰が出ても日本が勝ち進むことが一番だと思っている。スタメンでも、途中からであっても、チームのためにやるべきことをやるということしか考えていない」とコメント。さらに、「スタメンではなくて悔しい気持ちよりも、何分か試合に出るかもしれないという場面で準備をして、その時に何ができるのかということしか考えていない」と続け、フォア・ザ・チームの姿勢を強調した。