【FIFA ワールドカップ カタール2022・グループB】ウェールズ1-1アメリカ(日本時間11月22日/アフメド・ビン・アリー・スタジアム)

スーパースターは大舞台で必ず結果を残すようだ。ウェールズ代表の象徴的存在であるFWベイルがチームを救う同点弾を決めた。絶対に負けられない試合で、緊張が高まるPKを恐れず球威のこもったシュートを打ち込んだ。その姿にファンが歓喜する一幕があった。

【映像】自身で獲得したPKを豪快に蹴り込むベイル

ウェールズは1点追いかける展開で、79分を迎えた。ウェールズ代表MFラムジーが敵陣深くのスローインでスペースに走りこみ、中央のベイルに折り返した。同国代表のエースは上手く足を伸ばして先にボールに触ったことで、相手のタックルがアフターとなりPKを獲得。このPKをベイルが豪快に右隅へと蹴り込み、待望の同点ゴールをチームにもたらした。

ABEMAの解説者・戸田和幸氏は「誰が決めてもゴールはゴールだと思いますが、象徴的な選手ですからこの選手が決めることは非常に大きな意味がありますね」とエースであるベイルが得点を決める意味の大きさを解説。ABEMAの視聴者からも「これはウェールズの英雄」「鳥肌よ」「今大会一番アツい試合」とベイルを称賛するコメントが寄せられた。

試合は引き分けに終わったものの、エースが得点した精神的影響は計り知れない。近年の国際大会で結果を残しているウェールズが、64年ぶりのワールドカップでも台風の目になる可能性は十分ある。

(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)