森保一監督率いる日本代表は、23日にFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦・ドイツ戦に臨む。この一戦を前にDF冨安健洋(アーセナル)はスペイン紙『アス』の取材を受けているが、スペイン代表の一部メンバーを把握していなかったことが話題を呼んでいる。
日本代表と来月2日のグループリーグ最終戦で対戦するスペイン代表は、MFペドリ(バルセロナ)やFWアンス・ファティ(バルセロナ)ら次世代のスターが招集されているほか、DFジョルディ・アルバ(バルセロナ)やMFセルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)らベテラン勢もメンバー入りしている。
ただ一方で、ロシアW杯出場組のGKダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)やDFセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)が落選。日本代表FW南野拓実(ASモナコ)の元同僚であるMFチアゴ・アルカンタラ(リバプール)もメンバーから外れている。
そんなスペイン代表について質問を受けた冨安健洋は、自身の気に入っている選手を聞かれると「チアゴ…チアゴ…チアゴ… チアゴはスペインですよね?」と回答。これに対して記者が「チアゴ・アルカンタラはワールドカップに来ていない」と返すと、「来ていないんですか? すみません、知らなかったです」と謝罪している。
またこの冨安健洋とスペイン人記者のやり取りがツイッター上で拡散されると、「冨安健洋がスペイン代表を煽っていると思われても仕方ない」、「めちゃくちゃ面白い」、「普通ならチアゴ代表に選ばれるよな」といったコメントが寄せられている。
チアゴ・アルカンタラについては、南野拓実がカタールW杯開幕前のインタビューで「彼は何度も負傷しましたけど、僕が今まで見たこともないようなトレーニング方法で怪我を回避しようとしていました。本当にプロフェッショナルですよ」と絶賛していた。
冨安健洋としてはプレミアリーグで対戦経験があるだけに、カタールW杯という大舞台での再戦を期待していたかもしれない。