FWネイマール(パリ・サンジェルマン)擁するブラジル代表は9日、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)準々決勝でPK戦の末、MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)擁するクロアチア代表に敗れた。この一戦では、ブラジル代表FWアントニー(マンチェスター・ユナイテッド)の審判を欺く行為が批判の対象となっている。
アントニーは56分からピッチに立つと、71分に左サイドから中央へドリブルで切れ込もうとした際にFWイバン・ペリシッチ(トッテナム・ホットスパー)と接触しかける。ペリシッチは両手をあげながら接触を避けたものの、アントニーはダイブを敢行。豪快に倒れたが、主審はシミュレーションをとらなかった。
このアントニーによるダイブのシーンは、ツイッター上で瞬く間に拡散。日本のサッカーファンから「VARあるのにダイブかよ…」、「イエロー出てもおかしくはない」、「アントニーやっぱり嫌い」といった批判が殺到。
ネイマールもかつてダイブを繰り返していたことから「10年後にはネイマールみたいな立派なダイバーになってる」、「ネイマールイズムが若手にも染み込んでる」といった揶揄も見受けられる。
なおこの一戦は0-0で延長戦に突入すると、ネイマールとクロアチア代表FWブルーノ・ペトコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)がゴールを奪取。1-1で120分間の戦いを終えると、PK戦でクロアチア代表が4-2と勝利している。