【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント準々決勝】イングランド1-2フランス(日本時間12月11日/アルバイト スタジアム)

 ハリー・ケインvsウーゴ・ロリスというトッテナム同士のPK対決が実現した。両者は普段の練習から互いの癖を熟知する。それが大舞台で相対することとなり、視聴者たちも固唾を飲んで見守った。

【映像】PKで同点打 頼りになる男 イングランドのエース・ケイン

 イングランドが1点ビハインドの53分、右サイドからイングランド代表FWサカがボックス内に侵入すると、フランス代表MFチュアメニが倒してしまいPKの判定に。もちろんペナルティスポットにはPKの名手FWケインが向かい、フランス代表GKロリスとトッテナムに所属する選手同士の対戦となった。両選手は互いの癖を熟知する中、ケインが左隅にシュートを叩き込み同点ゴールを決めた。

 この試合の解説を担当した元日本代表・松井大輔氏は「チーム内で練習している。どっちもわかってる。チーム内で練習すると何回か蹴るが難しい。メンタルの強い方が勝つ」と選手の目線でこの状況の難しさを伝えた。

 またABEMA視聴者は、「流石にPKうまいな」「このシュートスピードよ」「素晴らしいコース」とキックを絶賛している。

 ケインはこのゴールでイングランド代表通算53ゴール目を記録し、ルーニーに並んで歴代最多タイとなった。チームは惜しくもベスト8での敗退となったが、この先もイングランド代表のエースとして得点を量産していくであろうケインに注目だ。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)