アルゼンチンFWメッシのドリブル突破に海外注目
現地時間12月13日のカタール・ワールドカップ(W杯)準決勝でアルゼンチン代表とクロアチア代表が対戦し、アルゼンチンが3-0と完勝した。アルゼンチンFWリオネル・メッシが見せた“2段階ドリブル”からの絶妙アシストに世界から称賛が上がり、海外メディアは「相手の価値を3000万円下げた」「相手がまるでアマチュアリーグのDF」と伝えている。
試合は前半32分、PKからメッシが沈めてアルゼンチンが先制。さらに前半39分、カウンターからFWフリアン・アルバレスが追加点を奪って2-0とリードを広げた。
驚きを提供したのは後半24分のシーンだ。右サイドでボールを持ったメッシがDFヨシュコ・グヴァルディオルと対峙。ドリブルで縦への突破を試みたなか、グヴァルディオルも粘り強く対応して一度阻止する。しかし、その場でくるっとターンしたメッシが再び縦へ突破を図るとグヴァルディオルは付いていけず、そのままエリア内に侵入したメッシのアシストから最後はアルバレスが流し込んだ。
英紙「デイリー・メール」は「メッシがクロアチア戦でのアルゼンチン代表の3点目をアシスト、ファンたちが称賛の声」と注目。CBCスポーツのジャーナリスト、シリーン・アーメッド氏は「グヴァルディオルは今大会を通して絶大な存在だった。だがメッシは…いつもメッシだった」と称えた一方、「メッシがグヴァルディオルの市場価値を3000万円下げた」というファンの声にも触れている。
また同紙の公式ツイッターでは、メッシが突破した瞬間を紹介しつつ、「メッシが、グヴァルディオルをまるでサンデーリーグ(アマチュアリーグ)のDFのように見せた」と称えており、35歳のレフティーが見せたドリブル突破に注目が集まっている。(FOOTBALL ZONE編集部)