自国からもアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへ巨大なサポートがあったようだ。

13日、カタール・ワールドカップ(W杯)準決勝のアルゼンチン代表vsクロアチア代表が行われ、3-0でアルゼンチンが勝利。2大会ぶりとなる決勝進出を決めた。

先発出場し、W杯最多出場記録に並んだメッシはPKで先制点を奪取。W杯での通算11点目は、ガブリエル・バティストゥータ氏を抜いてアルゼンチンのW杯最多得点記録更新となった。

試合前にはメッシの故郷、アルゼンチンのロサリオでも大きな声援が送られていたようだ。

街の上空には高さ18m・幅12mの特大ユニフォームが登場。ヘリコプターにけん引され、背番号「10」が晴天のもとを優雅に泳いでいる。

作成したのはロサリオから北北西へおよそ50km、セロディーノの織物工房に務める女性たち。10人から15人の女性がコミューンの人々と協力し、完成には約2週間かかったとのこと。もちろん巨大ユニフォームを吊るすためのハンガーも手掛けた。

壮大なスケールのサポートを地元メディア『Conclusion』が紹介すると、大手『ESPN』や『FOX Soccer』もピックアップ。世界中に拡散された。

メッシは自らのゴールのみならず、華麗なドリブルで今大会注目株のクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルを置き去りにし、3点目をお膳立てするなど圧巻のパフォーマンス。これ以上ないサポートを受け、自身初のW杯制覇へ向けて18日の決勝戦に臨む。