現地時間12月18日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝戦が行なわれ、アルゼンチン代表とフランス代表が激突。奪って奪われるという計6ゴールが生まれ、3-3で決着がつかず、PK戦でアルゼンチンに軍配が上がった。

 母国紙『Ole!』は、「史上最高の決勝戦に、彼らは命を刻んでいった。それはひとりだけではなく、全員、すべての選手だった。世界チャンピオンに乾杯!」と大絶賛。そして、採点では今回のチームに参加した選手全員、監督に10点満点をつけるという異例の評価となった。

 その中心となったメッシの寸評では、「正真正銘の“宇宙人”。いったいどこの惑星から来たんだ?」とシンプルに問いかけ、リスペクトを示している。
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 また、この決勝戦で先発復帰したアンヘル・ディ・マリアには「真の天使」、守護神エミリアーノ・マルティネスには「W杯の巨人」と二つ名を与えて絶賛。出場した選手だけでなく、ベンチに座っていた選手にも惜しみない称賛の言葉を贈っている。

 そして、栄冠を掴んだチームをこのように総括している。

「このチームにはメッシがいる。彼が待ちに待ったトロフィーへのキスができた。だが、決して彼だけではない。個人的にも集団的にも強さを増し、気が遠くなるような、それでいて史上最高の決勝戦で一丸となってフランスという強敵に立ち向かったのだ。そして彼らの名は、歴史の金字塔に加わることになった」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部