日本代表指揮官を続投することが決まった森保一監督、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長、反町康治技術委員長が28日、会見に出席した。

 田嶋会長は28日午前の臨時理事会において、全会一致で森保監督の続投が決定したと報告。FIFAワールドカップカタール2022の戦いを筆頭にこれまでの様々な実績を踏まえ、「新しい景色を見るために1番相応しい監督であること」が理由だと説明した。具体的な契約金額については明言されていないものの、「ベスト16の日本代表監督、これからベスト8とその先を目指す日本代表チームの監督として相応しい、そして世界的に見ても恥ずかしくない額で契約をすることといたしました」と話した。「そして、それは日本サッカー指導者の地位向上にもつながると思っています」と続けている。

 反町技術委委員長は選任フェーズと評価フェーズに分けて、森保監督に日本代表の指揮官を任命することとなった流れを説明した。ワールドカップ前の強化部会および技術委員会で、これまでの代表チーム強化プロセスを踏まえた協議を実施し、大会終了後には同じく強化部会および技術委員会で大会の成績を踏まえた協議を実施。21日に行われた監督選定・交渉の協議を経て、28日に行われた臨時技術委員会および理事会で森保監督の続投が決まっていた。
 
 FIFAワールドカップ2026までの新契約を締結した森保監督は「まずは、これまでの応援、そして一緒に戦って下さったすべての方々に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。みなさん、これまでの応援ありがとうございました」と述べた後、以下のように意気込みを語った。

「そして本日、田嶋会長から、2026年のワールドカップに向けた日本代表の監督を改めて命じていただきました。日本代表の監督をもう1度続けていくということにおきましては、非常に光栄な気持ちと、ミッションに向けての難しさや責任の重さを考え、身の引き締まる思いでいます」

「次のW杯に向けて、まだ見ぬ新しい景色を見るために向かう道のりではありますが、1戦1戦結果に覚悟を持って挑戦していきたいと思います。そして、我々の活動が多くのみなさんに支えられているという感謝の気持ちを持ち、日本人の誇りと、そして日本人である喜びを持って職責を全うしたいと思います」

「これから先の活動においては、これまで以上の難しさがあると思います。我々はこれまでの日本サッカーの歴史の積み上げを活かしつつ、これから次のW杯に向けても確実に積み上げをしていけるよう、時代の変化に対応しながら勇気を持って挑戦し続け、選手の価値、日本サッカーの価値、スポーツの価値を上げていけるように全力を尽くしたいと思います」

「間違いなく、これから先の道のりは厳しく険しい道になると思います。しかしながら、普及、育成、Jリーグの皆さん、関係者というサッカーファミリーの力、サポーターの力、国民の皆さんの力をお借りすれば、必ず全ての困難は乗り越えていけると思っております。日本に不可能はないという信念を持ち、挑戦したいと思いますので、皆さんの一丸、応援、共闘、どうぞよろしくお願いいたします」