アニメ「東京リベンジャーズ」(「東リベ」)は、累計発行部数7000万部を超える和久井健氏の漫画「東京卍リベンジャーズ」を原作とする作品です。2021年4月~9月に1期全24話が、2023年1月7日から2期「聖夜決戦編」が、10月から3期「天竺編」が放送されました。
2021年に公開された実写映画「東京リベンジャーズ」は同年実写No.1ヒットを記録、2023年GWと夏に続編となる映画『東京リベンジャーズ2』が公開されました。また、2022年11月16日発売の「週刊少年マガジン」51号にて、原作漫画が完結しました。
アニメ「東京リベンジャーズ」に登場するマイキーこと佐野万次郎(さの まんじろう)は、作中最強の人物であり、物語の行く末に関わるキーパーソンでもあります。小柄でイケメンという、いかつい不良のイメージとは正反対の風貌でありながらも、大勢の不良たちを率いるかっこよさに多くのファンが魅了されました。
今回はマイキーのプロフィールと過去を紐解きながら、多くのファンが注目する「マイキーの闇落ち」と「救い」について詳しく解説していきます。
目次
- アニメ「東京リベンジャーズ」とは
- マイキーの基本情報!声優や誕生日など
- アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーの家族構成は?
- アニメ「東京リベンジャーズ」“無敵のマイキー”の強さはどれくらい?
- 東京卍會を作った目的とは?
- アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーが抱えている壮絶な過去とは
- アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーの闇落ち…救いはある?
- アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーの人気はどれぐらい?
- マイキーはおしゃれ!ヘアスタイル七変化
- アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーとほかのキャラクターとの関係は?
- まとめ
アニメ「東京リベンジャーズ」とは
フリーター・彼女なしと、ダメダメな日々を送る主人公の花垣武道(はながき たけみち/タケミチ)。タケミチは26歳のある日、中学時代の恋人だった橘日向(たちばな ひなた/ヒナ)が、巨悪組織・東京卍會(とうきょうまんじかい)の抗争に巻き込まれて死亡したことをニュースで知ります。その後、タケミチ自身も何者かに駅のホームから突き落とされ、そのまま死んだかと思いきや、気がつけばなぜか12年前の過去にタイムリープしていました。
タイムリープ能力に目覚めたタケミチは、過去と現代を行き来しながら、恋人だったヒナを助けるため、そしてイヤなことから逃げ続けてきた自分を変えるため、過去を変える努力をします。タケミチが巨悪組織になる前の暴走族・東京卍會に入って奮闘する、SFリベンジヒーロー物語です。
マイキーの基本情報!声優や誕生日など
アニメ「東京リベンジャーズ」に登場するマイキーは、通称東卍(トーマン)と呼ばれる暴走族・東京卍會の総長です。小柄で細身ながらも、ひと蹴りで自分より大きい相手をダウンさせるなど、ケンカの腕っぷしは随一。その実力から"無敵のマイキー"と称され、不良なら誰もが知るカリスマ中のカリスマです。
中性的で整った顔立ちをしているため、Twitterでは「イケメン」「かっこよすぎる」「惚れそう」など、マイキーの容姿のよさをほめたたえる声であふれています。一見ふわふわとした優しそうな少年に見えますが、男でも惚れるような芯の強さと圧倒的なリーダー性で、多くの人に慕われています。その一方、その異次元の強さに恐れを感じている人もいるようです。
マイキーの基本情報【プロフィール】
■身長:162cm(過去)/162cm(現代)
■体重:56kg
■年齢:15歳(中3・過去)/27歳(現代)
■誕生日:1990年8月20日
■星座:しし座
■血液型:B型
■通称:マイキー
■イメージカラー:赤
■好きなもの:オムライス(旗付き)、どら焼き、たい焼き
■嫌いなもの:辛いもの
■特技:関節を外せる
■尊敬する人、憧れの先輩:自分
■苦手な人、怖い人:いない
■武勇伝(または失敗談):酔拳ならぬ睡拳を使える
■お気に入りの場所:タオルのはじっこ
■ある日の日常(起床から寝るまで):ドラケン(龍宮寺 堅(りゅうぐうじ けん))に起こされて給食のために学校に行く。授業中はずっと充電(寝る)→職員室で佐野取扱書が出回る。昼休みもずっと充電(寝る)→ドラケンと一緒に東卍の集会へ。夜通しバイクを流す。
(出典:東京卍リベンジャーズ キャラクターブック 天上天下)
マイキーの魅力は、カリスマ性だけではありません。大勢の不良を率いる立場のマイキーですが、アニメ第5話では、レストランで注文したお子さまセットに旗が立っていないことにすねるという子どもっぽい一面も見せました。そして、食べたらすぐにどこでも寝てしまうという、少し困ったところもあります。しかし、こうしたギャップや、意外に親しみやすい部分をもっているところも、さらに魅力を引き立てているキャラクターなのです。
マイキーの基本情報【アニメ版声優】
アニメ「東京リベンジャーズ」でマイキーの声を演じているのは、林勇(はやしゆう)さん。子役として劇団ひまわりに所属していた経歴がある声優です。洋画の吹き替えもこなし、現在ミュージシャンとしても活躍されています。
マイキー以外で担当しているキャラクターでは、「ハイキュー!!」の田中龍之介役、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」のロージー役、「呪術廻戦」の猪野琢真役などがあります。
マイキーの少年期の声を演じているのは、ファイルーズあいさん。代表作は「トロピカル〜ジュ!プリキュア」の夏海まなつ/キュアサマー役、「ダンベル何キロ持てる?」の紗倉ひびき役、「チェンソーマン」のポチタ役などがあります。
マイキーの基本情報【実写映画版キャスト】
実写映画「東京リベンジャーズ」でマイキーを演じているのは、俳優の吉沢亮(よしざわ りょう)さんです。代表作は大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一役、「なつぞら」の山田天陽役、「キングダム」のエイ政(えいせい)役、「銀魂2 掟は破るためにこそある」の沖田総悟役などがあります。また、「空の青さを知る人よ」の金室慎之介役、「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」のロディ・ソウル役など、声優としての活躍も。
2021年の映画公開時、吉沢さんによるマイキーの鮮烈なビジュアルと再現度の高さが大きな話題になりました。
アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーの家族構成は?
マイキーの父親は佐野真(さの まこと)、母親は佐野桜子(さの さくらこ)で、父は事故死、母は病死と両親ともに死亡しています。
兄は佐野真一郎(さの しんいちろう)です。佐野エマ(さの えま)は父・真と黒川カレン(くろかわ かれん)の娘 で、異母兄妹にあたります。
真一郎とマイキーは、真の父である祖父・佐野万作(さの まんさく)に育てられました。エマは幼いころ、マイキーたちと一緒に暮らしていませんが、カレンが万作のもとにエマを預けて去って以降は真一郎、マイキー、エマは兄妹として育っています。
天竺編で明かされた、マイキーとイザナの関係
アニメ3期・天竺編で初登場した黒川イザナ(くろかわ いざな)は、マイキーや真一郎、エマと深い関わりのある人物でした。イザナはエマの母・カレンの息子であることがエマから明かされます。しかしマイキーの父・真の死亡後、カレンはイザナを施設に入れ、その後エマも万作のもとへ預けて去りました。エマはイザナのことを「ニィ」と呼んでいたようで、当時まだ3歳でしたが、兄と認識していました。
マイキーは天竺編までイザナと面識がありませんが、マイキーの実兄・真一郎は施設に預けられたイザナを気遣い、面会に訪れるなど交流を持っています。孤独なイザナは真一郎を家族として慕い、やがて心酔していき、自分だけの兄だと思い込むようになります。
そして、真一郎が起ち上げたチーム・黒龍(ブラックドラゴン)を、マイキーに受け継がせたいと真一郎から言われたことで、真一郎に可愛がられている弟のマイキーを敵視するようになります。これが「関東事変」の発端となりました。
イザナは自身の生い立ちから、兄として自分を気にかけてくれる真一郎に執着していました。しかし、のちに母・カレンと偶然出会い、イザナはカレンの実子ではないことが明かされます。イザナは、カレンが佐野真との結婚前に死別した元夫とフィリピン人女性とのあいだにできた子どもでした。つまり、実際は真一郎、マイキー、エマの誰とも血縁関係がなかったのです。
アニメ「東京リベンジャーズ」“無敵のマイキー”の強さはどれくらい?
162cmという小柄ながらも、“無敵”と称されるマイキー。ここからはマイキーの強さがわかるエピソードをご紹介します。
マイキーはアニメ第3話の初登場時、喧嘩賭博のボスだった清水 将貴(きよみず まさたか)=通称キヨマサを片足の蹴り一撃で倒し、タケミチはじめ溝中五人衆たちを圧倒しました。次に敵対した愛美愛主(メビウス)の総長・長内信高(おさない のぶたか)は、バリバリの武闘派だった参番隊隊長・林田春樹(はやしだ はるき)・通称パーちんをあっという間に叩き伏せるほどの実力の持ち主でした。しかしマイキーはアニメ第7話でこの長内も蹴りの一撃でノックアウトしました。
マイキーは小学生のころから、規格外の強さの片鱗を見せていました。アニメ第6話では、小学生のマイキーに目を付けた当時の高校生不良のリーダー・鮫島(さめじま)を一瞬の足技で気絶させました。このできごとがきっかけで、その後の相棒となるドラケンと友だちになりました。
マイキーは技の切れ味だけでなく、人並外れた頑丈さも持ち合わせています。芭流覇羅(バルハラ)との決戦「血のハロウィン」では、芭流覇羅のNo.3になったかつての仲間・羽宮一虎(はねみや かずとら)に鉄パイプで2度も頭を殴打されましたが、死ぬどころかその後たった1人で3人を相手に戦い、次々にダウンさせました。このマイキーの鬼気迫る戦いの様子は、アニメ第19~20話で確認できます。
またアニメ2期で描かれた「聖夜決戦編」では、東京卍會の弐番隊隊長・三ツ谷隆(みつや たかし)や弐番隊副隊長・柴八戒(しば はっかい)、壱番隊副隊長・松野千冬(まつの ちふゆ)らでも苦戦を強いられた黒龍十代目総長・柴大寿(しば たいじゅ)を一蹴りでダウンさせ、異次元の強さを見せつけました。
東京卍會を作った目的とは?
東卍の創設には、マイキーの10歳離れた兄・真一郎が深く関わっています。マイキーの兄は、かつて地元の不良をとりしきる暴走族のリーダーでした。兄の時代の不良はチョッカンコールを鳴らして地元一帯を走りまわり、その姿はマイキーにとてもカッコよく映っていました。
タケミチがタイムリープした12年前から、すでに「不良はダサい」と言われ始めていました。しかし、兄の時代のような不良の時代をもう一度つくりたいという思いが、マイキーを東卍の創設に駆り立てました。この東卍創設の理由と思いをアニメ第3話でタケミチに語っています。
アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーが抱えている壮絶な過去とは
マイキーの心に深い傷痕を残した過去は、アニメ第16~17話で描かれました。東卍を創設した中学1年の2003年、マイキーへの誕生日プレゼントとして、羽宮が店からバイクを盗もうと場地圭介(ばじ けいすけ)に持ちかけました。場地は悩みながらもマイキーが喜びそうなバイクを発見し、2人で窃盗して帰るところを、マイキーの兄・真一郎に見つかってしまいます。マイキーの兄と知らない羽宮が、逃走のためにその場にあった鈍器で殴り、殺してしまうという事件がありました。
この事件のあと、マイキーの兄を殺したという事実を受け入れられない羽宮は、マイキーを恨むようになってしまいます。そしてマイキー自身も、兄を殺した羽宮をずっと許せないことを、アニメ第17話でタケミチに告白しました。その話ではドラケンが「まだ15歳のガキの背負ったデッケェ十字架」と、マイキーが抱える悲しみについて表現しています。
アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーの闇落ち…救いはある?
中学時代は仲間思いで残虐な行為や筋の通っていないことを絶対にしなかったマイキーですが、現代では極悪非道な犯罪を繰り返す東卍のトップになったり、大切な東卍のメンバーを殺害したりと、タケミチがタイムリープするたびに闇落ちしています。マイキーがこうなってしまったのは過去にいくつもの原因があり、それをタケミチがタイムリープして1つずつ解決していきました。
1つ目は、アニメ1期で描かれた、「8.3抗争」です。もともとは愛美愛主の長内をパーちんが刺したことで抗争が激化し、ドラケンが殺される流れでした。最初のタイムリープ後の現代では、「マイキーの心の役割」だったドラケンがいなくなったことで闇落ちし、極悪非道な犯罪を繰り返す東卍を創り上げることになりました。しかし、タケミチが過去でドラケンを救うことで、この未来を回避します。
2つ目は同じくアニメ1期で描かれた、東卍と芭流覇羅の決戦である「血のハロウィン」です。ここで場地が羽宮に殺され、それを見たマイキーが怒りを抑えられず羽宮を撲殺し、マイキーが闇落ちする流れでした。タケミチが羽宮による場地の殺害を止めようとしましたが、場地は命を賭してマイキーに悪い影響を及ぼす稀咲鉄太(きさき てった)を排除することを決意。結局、場地は命を落としましたが、その想いが心を動かし、マイキーが羽宮を殺して闇落ちする運命を変えました。
3つ目は、アニメ2期で描かれた「聖夜決戦」です。「血のハロウィン」後は現代でタケミチが巨悪組織・東卍の幹部に、さらにヒナ殺しの犯人になっていました。東卍がそんな状態になったのは、現代の東卍で幅を利かせていた黒龍の柴八戒のせいだと予想したタケミチは、過去に戻って八戒が闇落ちするきっかけとなる「黒龍十代目総長・柴大寿の殺害」を阻止しようとします。殺害の原因となる大寿の暴走を止めるため、大寿が率いる黒龍と激突。最後はマイキーが大寿を一撃で沈め、八戒は人殺しをせずに済みました。
しかし、このときマイキーは死んだはずの兄と場地に導かれたという趣旨の発言をし、不安定な精神状態を垣間見せます。その後、現代に戻るとマイキーは闇落ちしていて、大切な仲間だった東卍のメンバーたちを自ら殺害していました。そして、フィリピンでタケミチに「オレを殺せ」と頼み、応じないタケミチに銃をつきつけたところ、駆けつけた刑事の橘直人(たちばな なおと)に銃殺されました。
4つ目は、アニメ3期の天竺編で描かれた「関東事変」です。タケミチは横浜の不良チーム天竺(てんじく)と東卍の抗争に巻き込まれるなかで、マイキーが現代で闇落ちしたきっかけを、現代で実質東卍のトップになっているイザナと、タイムリーパーの疑いがある稀咲だと予想。そして天竺との決戦当日の朝、マイキーの妹・佐野エマが稀咲によって殺害され、マイキーは失意のどん底に落ちます。しかし、マイキーは決戦に遅れて参加し、イザナを追いつめ、結果的にイザナは死亡しました。そして稀咲も、タケミチに追いかけられる道中、交通事故で死亡します。
以上の過去と現代の流れから、マイキーが闇落ちする原因は、近しい誰かの死と、そういう未来になるように仕向ける稀咲の存在によるものと推察されます。しかし、その運命はタケミチがタイムリープすることでたびたび回避され、救われました。
アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーの人気はどれぐらい?
マイキーは、「週刊少年マガジン」2022年47号で発表された人気投票にて、堂々の第1位を獲得しました。得票数10288票は、2位の千冬の6084票に4000票以上の大差をつけています。東卍の総長として慕われながらも、闇落ちするような苦労も多かっただけに、SNS 上でも人気投票の結果を受けて祝福すると同時に「幸せになってほしい」という声が数多く寄せられています。
「東京リベンジャーズ」の主人公はタケミチなのですが、マイキーは連載当初からタケミチを凌ぐ人気を誇っていました。今回の投票結果を見ると、“東卍ブーム”の原動力となったマイキーのカリスマ性は、最後まで揺らがなかったようです。
小柄ながら別格の強さを誇り、端正な顔立ちで憂いも見せる一方でヤンチャなところもあるのがマイキーの魅力。みんなの期待どおり幸せになってほしいですね。
マイキーはおしゃれ!ヘアスタイル七変化
マイキーは「イケメン」という評価に加えて、作中に披露されるバリエーションのあるヘアスタイルが「おしゃれ」だとSNSでも人気です。ドラケンと出会った小学生時代、東京卍會の総長をしていた中学生時代、そして現代と、それぞれ異なるヘアスタイルをしています。
小学生~東京卍會創設期は、ピンクゴールドがかった金髪の無造作なショートヘア。総長をしていた中学3年生時代は、同じくピンクゴールドの金髪を肩までのばしたポンパドールヘア。そしてアニメ第2話に写真で登場した現代のマイキーは、金髪のオールバックヘアでした。
さらに、タケミチがタイムリープして過去を変えるたびに、現代のマイキーのヘアスタイルも変わっていきます。ずっと金髪だったマイキーの貴重な黒髪姿も原作で披露されました。アニメ第24話までには登場していませんが、原作マンガの単行本14巻で確認することができます。
いろいろなヘアスタイルで登場するマイキーは、ファンからも「どんな髪型も似合う」と大絶賛されました。そのおしゃれさに触発され、男女問わずマイキーの髪型をマネする人が続出。ファンにも大きな影響を与えています。
アニメ「東京リベンジャーズ」マイキーとほかのキャラクターとの関係は?
物語の主人公であるタケミチとマイキーは、不思議な縁でつながります。自分より強い相手にも引かない姿に兄の面影を感じ、「タケミっち」とあだ名をつけて友達になりました。
またマイキーの相棒は、東卍副総長のドラケンです。マイキーから「ケンチン」と呼ばれています。ドラケンはマイキーに人情を持つよう諭す、いわゆる“マイキーの心”の役割を担う人です。
そのほかマイキーと近しいキャラクターとなるのは、東卍創設メンバーです。マイキーの幼馴染かつ壱番隊隊長の場地、弐番隊隊長・三ツ谷、参番隊隊長・バーちんなどがいます。彼らはマイキーの腹心としてだけでなく親友でもあり、マイキーの心を支える重要なキャラクターたちといえます。
マイキーに対抗する勢力のトップメンバーたちも、のちに東卍の傘下に入るなどしてマイキーに深く関わってきます。
芭流覇羅の副総長・半間修二(はんま しゅうじ)は、「血のハロウィン」のあとに東卍へ入りました。しかしマイキーを尊敬して加わったわけではなく、自分が愉悦を感じる選択をしている節があります。
そしてNo.3の羽宮は、「血のハロウィン」後に自身の罪をつぐなうため、逮捕され懲役を受ける覚悟を決めました。マイキーの兄を手にかけてしまったあとは、罪の意識から逃れるためマイキーを憎んですらいました。しかし、場地が命を賭してみんなの東卍を守ろうとした姿を見て、第22話ではマイキーが羽宮を許し、ふたたび東卍の一員だと認めました。
そして、現代の東卍を犯罪組織に変貌させた元凶の稀咲は、第14話でマイキーに急接近します。芭流覇羅と戦うための戦力として、マイキーが東卍の参番隊隊長に任命しました。マイキー自身は稀咲のことを“危ない人物”と認識していましたが、稀咲の力はマイキーにとって必要なものに映りました。
しかし、「血のハロウィン」で稀咲がタケミチらを裏切ったことを知り、稀咲を東卍から追放して決別。一方、マイキーに執着している稀咲は、天竺に移ってマイキーを追いつめようと画策し、マイキーの妹のエマを殺害したりと暗躍しましたが、最後は交通事故で死亡しました。
まとめ
マイキーは小柄ながらも、圧倒的な強さとカリスマ性をもつキャラクターです。作中でも多くの不良に慕われ、さらに、アニメの視聴者からも「カッコいい」と絶賛されて多くのファンを獲得しています。アニメでは喧嘩賭博や女性への暴力など悪質なことを許さず、友だち想いである姿が描かれていました。
しかし、芯は強いが大切なものがなくなったときに揺らぐ、危うい一面も持ち合わせています。そんなマイキーの行く末が気になるファンは、今後の物語の展開から目が離せないようです!
(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
(C)和久井健/講談社 (C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
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「東京リベンジャーズ」原作漫画