津波で壊滅的な被害を受けた岩手・陸前高田を15年取材し続けた全軌跡「ゼロからつくった街の15年」(テレメンタリーPlus)。テレビ朝日報道局の那須雅人カメラマンが被災地で過ごした日数は819日、陸前高田には573日。記録者として復興を見つめた。
【映像】復興15年の全軌跡「ゼロからつくった街の15年」(テレメンタリーplus)
2011年3月11日、東京で取材中に地震に遭遇した那須カメラマンは当初は首都圏中心に取材を続けていたが、震災発生から約2週間後に福島に入った。そこから東北各地を回る日々。ある日、報道ステーションのディレクターから聞かれた。「那須さんは、どこを撮りたいですか?」。
未曾有の震災の復興の記録を残したい。しかし、東日本大震災の被災地域は広い。「どこか1つの街を復興するまで記録しよう」と思い、那須カメラマンが選んだのは陸前高田だった。「本当にここに街があったのか、想像できないほど何もなかった。あの時の衝撃はすごかった。陸前高田がどう再生していくのかを1つは街の復興を定点で可視化すること、もう1つは人の復興を追っていこうと決めました」(那須カメラマン)。
復興を可視化したくて執念の定点200か所
